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2007年01月04日

試練を越えて Ⅲ

入院して一ヶ月が過ぎ、いよいよ手術の日を迎えました。
その日は朝から雨で、気持ちも沈みがちでしたが、駆けつけてくれた主人の両親と共に祈りの時を持ち、主人は平安のうちに、手術室に入って行きました。

 手術は二時間程で終わりました。
しばらくして家族が呼ばれ、主治医のお話を聞く事になりました。
「小指ほどのポリープと思われていたものは、実は悪性であった事。また、それは直径8cmもある腫瘍で腸管の外に出来ていて、腸壁を破っていた事。そして、それが膀胱まで根のように広がっていて、全てを取り去る事が出来なかった事。」が告げられ、「秋には再発し、今年いっぱい持つか解らない。」と、全く絶望的でした。
でも、主治医の説明を聞きながら、「神様。尚あなたは生きていらっしゃいますよね?」と心は叫んでいました。

 しばらくして、麻酔から覚めた主人は「手術はどうだったか?」と聞きました。
私はポリープと思われていたものは、悪性の癌である事とそれは取り去られた事だけを伝えました。
主人は「感謝やな。」と泣いていました。

 それから始まる一年間は私にとって戦いでした。

投稿者 bethany : 2007年01月04日 12:09

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